生徒指導の先生は、高齢の男性教諭。むろん、僕たちとは「犬猿の仲」。そしてプラス担任の女性教諭です。
「お前達、きょう本拾ったんだってな」。
さっそく来ました。
「ええ。それがなにか?」
なにしろ拾得物届け出そのものは、善行であっても悪いことではありません。というか、それで押し切る以外にありません。
「うん。実はな、駐在さんがお前達の遅刻届けと、拾得物の届け出を、わざわざファックスしてくれてな」。
げ。
「それによると・・だ。この・・・なんとかファンの3月号ってやつだが」。
さすがに先生もそのまま読むことはできないようでした。
「はい・・・・」。
「本当に拾ったのか?」
するどく神髄にくいこんでまいりました。
「ええ。実際に拾ったのは 西条君なんですけど」。
「西条か・・・。そこなんだが・・・・」
「はい・・・それがなにか?」
「実はな、ここに同じ雑誌の1月号と2月号がある」。
は???????
なぜ??????
「これはな。つい先日西条の持ち物から没収したものだ」
げげ!
完全な想定外です。
「その同じ雑誌を、西条がまた拾う、というのは、まぁ、考えられん」。
そうでしょうねぇ・・・・。僕もそう思います。
それにしても、なにを考えて月刊エロ雑誌を学校に持って来てるんでしょう?
「で。それが駐在所にあった。と」。
すでにコロンボ刑事みたいになっている先生。
この間、担任の先生は、そのあまりに恥ずかしい雑誌の表紙に、よそを向いておりました。
「くしくも!」
コロンボに成りきっている先生が続けました。
「こないだ、駐在さんにご迷惑をかけて停学になったお前らが、だ」。
もう、脂汗タラタラです。
「なにかある、と思って当然だろう?思わんか?」
ごもっとも・・・です。
すっかり無言の僕たち。
「で・・・・・」。
「はい・・・」。
「なにをたくらんで、なにをしたのか言え!」
それまでと一変して声を荒げる先生。
生徒指導の先生なんてのは、これがひとつの手段でもあるわけで、僕はこのシチュエーションそのものは馴れていました。
「・・・・西条君に聞いてください」。
「うん。西条には聞く。聞くが・・・」
「西条はな、根は悪いやつだが・・・・」
すげぇ言われようです。西条。
「こういう機転のきくことまでは思いつかんやつだ」。
「誰かが、入れ知恵しないとな・・・」。
先生はコロンボになりきって、勝手に推理をめぐらせています。
僕にとっては、めちゃくちゃ危険な状態でした。
駐在さんの逆襲はみごとに的をえておりました。
うーん。ただ者じゃないな。駐在。
それにしてもおとなげねーヤツ。


第11話へ続く これで終わりじゃなかった逆襲。1章いよいよ完結!
「お前達、きょう本拾ったんだってな」。
さっそく来ました。
「ええ。それがなにか?」
なにしろ拾得物届け出そのものは、善行であっても悪いことではありません。というか、それで押し切る以外にありません。
「うん。実はな、駐在さんがお前達の遅刻届けと、拾得物の届け出を、わざわざファックスしてくれてな」。
げ。
「それによると・・だ。この・・・なんとかファンの3月号ってやつだが」。
さすがに先生もそのまま読むことはできないようでした。
「はい・・・・」。
「本当に拾ったのか?」
するどく神髄にくいこんでまいりました。
「ええ。実際に拾ったのは 西条君なんですけど」。
「西条か・・・。そこなんだが・・・・」
「はい・・・それがなにか?」
「実はな、ここに同じ雑誌の1月号と2月号がある」。
は???????
なぜ??????
「これはな。つい先日西条の持ち物から没収したものだ」
げげ!
完全な想定外です。
「その同じ雑誌を、西条がまた拾う、というのは、まぁ、考えられん」。
そうでしょうねぇ・・・・。僕もそう思います。
それにしても、なにを考えて月刊エロ雑誌を学校に持って来てるんでしょう?
「で。それが駐在所にあった。と」。
すでにコロンボ刑事みたいになっている先生。
この間、担任の先生は、そのあまりに恥ずかしい雑誌の表紙に、よそを向いておりました。
「くしくも!」
コロンボに成りきっている先生が続けました。
「こないだ、駐在さんにご迷惑をかけて停学になったお前らが、だ」。
もう、脂汗タラタラです。
「なにかある、と思って当然だろう?思わんか?」
ごもっとも・・・です。
すっかり無言の僕たち。
「で・・・・・」。
「はい・・・」。
「なにをたくらんで、なにをしたのか言え!」
それまでと一変して声を荒げる先生。
生徒指導の先生なんてのは、これがひとつの手段でもあるわけで、僕はこのシチュエーションそのものは馴れていました。
「・・・・西条君に聞いてください」。
「うん。西条には聞く。聞くが・・・」
「西条はな、根は悪いやつだが・・・・」
すげぇ言われようです。西条。
「こういう機転のきくことまでは思いつかんやつだ」。
「誰かが、入れ知恵しないとな・・・」。
先生はコロンボになりきって、勝手に推理をめぐらせています。
僕にとっては、めちゃくちゃ危険な状態でした。
駐在さんの逆襲はみごとに的をえておりました。
うーん。ただ者じゃないな。駐在。
それにしてもおとなげねーヤツ。


第11話へ続く これで終わりじゃなかった逆襲。1章いよいよ完結!







私もスル!私が駐在さんだったらぜってー同じことしゃる!!
あ?唐突にこんなところにーーーー
>「実はな、ここに同じ雑誌の1月号と2月号がある」。
>は???????
>なぜ??????
>「これはな。つい先日西条の持ち物から没収したものだ」
このシリーズを読む時は、飲み食いするのは厳禁ですね。鼻の穴から麺が出ました。
ぼくちゅうをただ今読み返している最中なんですけども、このストーリーにエロ本はなくてはならい大切な存在だなぁ〜と改めて思いましたo(*^O^*)O笑
うそにうそを重ねて追い込まれたこと、そういえばあったなぁ(笑)
的をえてではなく、的を射て(いて)ですが・・・なにか?