ぼくたちと駐在さんの700日戦争

田舎町で繰り広げられたしょーもない悪戯戦争です

  
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「後ろめたいことがなければ見せられるはずだろう?」

「後ろめたいだなんて・・・」

と、いかにも後ろめたそうに僕たち。
「じゃぁ、見せなさい!」
と、ご主人は無理矢理、西条→僕の順で袋をとりあげました。

それを机にドンと置くと、上から触診し、本らしき形状をとらえて「やはり」という顔をしました。

ご主人は、最初に西条くんの鞄に手をかけました。

「や、やめてください。おねがいですから!」
と、めったにない丁寧語で制止する西条くん。

聞く耳もたん!といったいきおいでチャックを開いたご主人。

しかし、チャックは壊れていて、途中までしか開きませんでした。
ご主人は、しかたなく袋に手をつっこんで、中身を一品ずつ取り出そうとしました。

が、ご主人、鞄に手をつっこんだとたん

「ん?」

眉間にしわをよせました。

ご主人が手を引きずり出すと、そこにビロビロとくっついてきたものがありました。

それは

「ハエ取りリボン」。

haeribo.jpg
<黒いつぶつぶがみんなハエ!ここまで穫れるのは異常>

ハエ取りリボン、ご存知ですか?
紙製のリボンにトリモチがついたもので、そこにハエがとまるとくっついてしまう、という、最近あまり見かけなくなった補虫用具です。
僕たちの悪さには、このハエ取りリボンがかかせないので、ぜひとも覚えていただきたいファンキーグッズです。
普段はコンパクトに巻かれて納まっているのですが、僕たちはこれを少しだけ広げて入れておいたのでした。

ご主人は、手をブンブンふって、これをはがそうとしましたが、相手はトリモチ。そう簡単にははがれません。

「な、なんでこんなもん持ちあるいてんの?」

ごもっともな質問に西条くん
「そんなの俺の勝手でしょう」。

これもごもっとも。

ご主人は、ようやくハエ取りリボンの呪縛からとかれると、さすがにベタベタした手を気にしておられましたが、こりずに鞄に手を入れました。

次にご主人が取り出したものは

西条くんの「母ちゃんのびろびろパンツ」。

「な、なんでこんなもん持ちあるいてんの?」

「そんなの俺の勝手でしょう」。

ごもっともごもっとも。

しかし。大異変は、ご主人が次の「ぞうきん」を取り出したときに起きました。

  モワ〜〜ン

「ん?」

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    2章-第12話へ続く 大パニック!

テーマ:笑える小説 - ジャンル:小説・文学

コメント

いっち版〜。だれもおらんな〜
2007/04/05(木) 23:59:58 | URL | 温魂 #-[ 編集]

おさらい中。最後までおさらいできるかなぁ。

ハエ捕りリボン画像があまりにグロテスクなのでコメント。

この頃って、言葉で遊んでたんだな〜、くろわっさん。
余分なとこもあるけど、すごく表現が豊かな感じ。

さて、お昼食べて、続き読も。・・・オエッ。
2008/02/18(月) 12:39:37 | URL | ねぎ #7LgpsTjw[ 編集]
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