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駅にかぎらず、当時の公衆トイレというのは、現代の奇麗なトイレとは似て非なるものです。
まして夏。その臭いたるやすさまじいもので、用をたすのもたいへん。まして掃除。
でも、それを毎日やっていた人たちもいたわけです。むろん、この時はそんなとこまで頭まわりませんでしたが。
駅にはゴム手袋が4つしかなく、僕たちは4人の実行部隊と、3人の草むしり部隊に別れることになりました。
運命のジャンケン!
駅にかぎらず、当時の公衆トイレというのは、現代の奇麗なトイレとは似て非なるものです。
まして夏。その臭いたるやすさまじいもので、用をたすのもたいへん。まして掃除。
でも、それを毎日やっていた人たちもいたわけです。むろん、この時はそんなとこまで頭まわりませんでしたが。
駅にはゴム手袋が4つしかなく、僕たちは4人の実行部隊と、3人の草むしり部隊に別れることになりました。
運命のジャンケン!
が・・・。なぜ、こういう時には負けてしまうのでしょう?僕。
しかも、3人乗り、やってないのに。
結局、中を掃除することになったのは、西条くん、久保くん、僕、と、そして新キャラの麻生くん。
新キャラ「麻生」くんの名前は覚える必要がありません。
なぜなら、彼には駐在さんが画期的ニックネームをつけ、生涯そう呼ばれることになったからです。
ゴム手をはめたものの、トイレの前で呆然とたたずむ4名。
「うーん。勇気いるなぁ」。
「なんか、こうバリアはってあるよな。夏のトイレ」。
「千尋の谷だよなぁ・・・」。
4人は口々に、夏のトイレのおそろしさを語りました。
と、躊躇していると
そこにホームから出て来た若い女性がトイレに入って行きました。
しかもこれが半端じゃなく美人でしたので
「・・・・・」「・・・・・」「・・・・・」
これを目で追う西条くんたち。
「よし!ぐだぐだ言ってもはじまんねー!やろう!」
「うん!やろう!すぐやろう!」
トイレへとかけていきます。
しかし、駐在さん。
「こらこらこらこらこらこら!」
「はい?なんでしょうか。僕たちトイレ掃除してきま〜す」。
「とか言って、お前ら、となりで聞耳たてるつもりじゃぁないだろうな?」
「えっ!」
どうやら図星。
「そ、そんな!駐在さん、き、聞耳たてるだなんて!ちゃんと掃除もしますよ」。
なんだ、その「掃除も」って。バレバレ。って言うか、どう聞いても「掃除」がついでで聞耳メイン。千尋の谷が聞いてあきれます。
「あのなぁ。それ犯罪だから。職業柄、見過ごせないから」。
「え?駐在さんも聴きたいってことですか?」
「バ、バカヤロー!!!!どういう耳だとそう聴こえるんだ?」
そうこう言っているうちに、女性はトイレを後に。よかったですね。ご無事で。
「あーあ。駐在ぃ。千載一遇のチャンスを・・・」。
「馬鹿か!西条。なにが千載一遇だ!なんでこう男子高生ってのは・・・」。
こうして、ぶつぶつ言いながらも、僕たちはトイレ掃除開始。
が、少しして、そこへ駐在さんが入って来ました。
「お!こら!駐在ぃ!まさか、掃除してる横で用足そうってイヤガラセじゃぁねーだろーな!”細腕繁盛記”か!てめー!」
「そうだそうだ。てめー、ちょっとチン○、デカいからって自慢しに来たのか?」
これは麻生くん。
繰り返しますが、彼にはこの後画期的ニックネームがつくので、名前を覚える必要はありません。
麻生くんは、小柄でせわしい「口から入るタイプ」で、僕たちの中では、普段は森田くんと同じ「工作班」にいます。
これだけの人数いると、いろいろ役割分担があるわけですね。
僕たちは、この工作班のことを「のっぽさん部隊」と名付けていました。そうです。『できるかな?』の、のっぽさん。
「ん?デカいって?デカいのか駐在?」
西条くんが聞きかえします。
「え!その・・・・こないだ病院でトイレとなりに来た時・・ちょっと見えたんだよ!」
「はぁ?お前、なにのぞいてんだ?」
駐在さん。
「ほ、ほら。隣の芝生は、き、気になるだろうがよっ!」
「あー。お前ら若いからなー。気になるんだよなー。うんうん。覚えあるぞ。俺も」。
「そ、そうか。駐在、デカいのか・・・」。
西条くん。かなりショックなようです。なんでショックなのかはわかりません。
「うん、でも大丈夫だぞ。麻生。大きさ、たいして関係ないから。お前くらいちっちゃくとも支障ないぞ」。
「げ!てめーも見てんじゃん!」
しかも「チ○ポちっちゃい」って公言されてます。麻生くん。
「いや・・偶然目に入ったっていうか。まぁ、そういうコンプレックスって、あるもんだよな。若い時は」。
「コ、コンプレックス・・・・」。
この言葉で小ささ確定。
「だがな。麻生。チャーリーチャップリンって人を知ってるだろ?」
「ちゃ、ちゃっぷりん・・・・・?」。
「うん。チャップリンはな。ちっちゃくて帽子かぶってたけど、世界的人物になったぞ」。
いやいや。駐在さん。チャップリンが小さくて帽子かぶってるのは外見の話であって、そのまま○ンポにあてはめてどーする!?
さらに帽子かぶってることまで公言された麻生くん。たまりません。5章で説明しましたように包○は、男子高生最大の屈辱です。
ひとつとして例えになってません。チャップリン。
僕たちはこの暴挙とも言える引用に一瞬無言になりましたが、言うまでもなく、その後
大爆笑。
「そうかー。あはははははは。麻生、帽子もかぶってたのかぁ?」
「ち、ちっちゃくって・・・帽子・・・ひぃ〜」
「わはははははははははは。ちゃ、ちゃっぷりん。さ、酸素足りねー、ケホケホ」
「うっ、呼吸したくねーのに!わははは。トイレで笑わすな!駐在!」
そうです。この日から麻生くんのあだ名は「チャーリー」になったのでした。
当然本人は不満たらたら。屈辱のあだ名です。
「な、なぐさめになってねーよっ!ていうか、なぐさめんな!馬鹿駐在!」
チャーリーくん。もっともなご立腹でした。
駐在さんは、別にチン○の大きさを自慢しにきたわけではありませんでした。そんな警察官いたら困ります。
駐在さんは、駐在所からゴム手を持って来ていたのです。
「なにもお前らだけにやらせるとは言わん。俺も手伝うぞ」。
「え!」
と、感動するかと思いきや
「じゃぁ・・・駐在さん。男便所お願いしま〜す。僕たち女子便所行くんで〜」。
と、逃げようとする僕たちを
「待て待て」。
ゴム手で捕まえる駐在さん。
「うっ!うわーーーーー!駐在!ゴ、ゴム手ゴム手!く、口に当たってる!口に!」
あえなく御用。


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6章-第3話へつづく
しかも、3人乗り、やってないのに。
結局、中を掃除することになったのは、西条くん、久保くん、僕、と、そして新キャラの麻生くん。
新キャラ「麻生」くんの名前は覚える必要がありません。
なぜなら、彼には駐在さんが画期的ニックネームをつけ、生涯そう呼ばれることになったからです。
ゴム手をはめたものの、トイレの前で呆然とたたずむ4名。
「うーん。勇気いるなぁ」。
「なんか、こうバリアはってあるよな。夏のトイレ」。
「千尋の谷だよなぁ・・・」。
4人は口々に、夏のトイレのおそろしさを語りました。
と、躊躇していると
そこにホームから出て来た若い女性がトイレに入って行きました。
しかもこれが半端じゃなく美人でしたので
「・・・・・」「・・・・・」「・・・・・」
これを目で追う西条くんたち。
「よし!ぐだぐだ言ってもはじまんねー!やろう!」
「うん!やろう!すぐやろう!」
トイレへとかけていきます。
しかし、駐在さん。
「こらこらこらこらこらこら!」
「はい?なんでしょうか。僕たちトイレ掃除してきま〜す」。
「とか言って、お前ら、となりで聞耳たてるつもりじゃぁないだろうな?」
「えっ!」
どうやら図星。
「そ、そんな!駐在さん、き、聞耳たてるだなんて!ちゃんと掃除もしますよ」。
なんだ、その「掃除も」って。バレバレ。って言うか、どう聞いても「掃除」がついでで聞耳メイン。千尋の谷が聞いてあきれます。
「あのなぁ。それ犯罪だから。職業柄、見過ごせないから」。
「え?駐在さんも聴きたいってことですか?」
「バ、バカヤロー!!!!どういう耳だとそう聴こえるんだ?」
そうこう言っているうちに、女性はトイレを後に。よかったですね。ご無事で。
「あーあ。駐在ぃ。千載一遇のチャンスを・・・」。
「馬鹿か!西条。なにが千載一遇だ!なんでこう男子高生ってのは・・・」。
こうして、ぶつぶつ言いながらも、僕たちはトイレ掃除開始。
が、少しして、そこへ駐在さんが入って来ました。
「お!こら!駐在ぃ!まさか、掃除してる横で用足そうってイヤガラセじゃぁねーだろーな!”細腕繁盛記”か!てめー!」
「そうだそうだ。てめー、ちょっとチン○、デカいからって自慢しに来たのか?」
これは麻生くん。
繰り返しますが、彼にはこの後画期的ニックネームがつくので、名前を覚える必要はありません。
麻生くんは、小柄でせわしい「口から入るタイプ」で、僕たちの中では、普段は森田くんと同じ「工作班」にいます。
これだけの人数いると、いろいろ役割分担があるわけですね。
僕たちは、この工作班のことを「のっぽさん部隊」と名付けていました。そうです。『できるかな?』の、のっぽさん。
「ん?デカいって?デカいのか駐在?」
西条くんが聞きかえします。
「え!その・・・・こないだ病院でトイレとなりに来た時・・ちょっと見えたんだよ!」
「はぁ?お前、なにのぞいてんだ?」
駐在さん。
「ほ、ほら。隣の芝生は、き、気になるだろうがよっ!」
「あー。お前ら若いからなー。気になるんだよなー。うんうん。覚えあるぞ。俺も」。
「そ、そうか。駐在、デカいのか・・・」。
西条くん。かなりショックなようです。なんでショックなのかはわかりません。
「うん、でも大丈夫だぞ。麻生。大きさ、たいして関係ないから。お前くらいちっちゃくとも支障ないぞ」。
「げ!てめーも見てんじゃん!」
しかも「チ○ポちっちゃい」って公言されてます。麻生くん。
「いや・・偶然目に入ったっていうか。まぁ、そういうコンプレックスって、あるもんだよな。若い時は」。
「コ、コンプレックス・・・・」。
この言葉で小ささ確定。
「だがな。麻生。チャーリーチャップリンって人を知ってるだろ?」
「ちゃ、ちゃっぷりん・・・・・?」。
「うん。チャップリンはな。ちっちゃくて帽子かぶってたけど、世界的人物になったぞ」。
いやいや。駐在さん。チャップリンが小さくて帽子かぶってるのは外見の話であって、そのまま○ンポにあてはめてどーする!?
さらに帽子かぶってることまで公言された麻生くん。たまりません。5章で説明しましたように包○は、男子高生最大の屈辱です。
ひとつとして例えになってません。チャップリン。
僕たちはこの暴挙とも言える引用に一瞬無言になりましたが、言うまでもなく、その後
大爆笑。
「そうかー。あはははははは。麻生、帽子もかぶってたのかぁ?」
「ち、ちっちゃくって・・・帽子・・・ひぃ〜」
「わはははははははははは。ちゃ、ちゃっぷりん。さ、酸素足りねー、ケホケホ」
「うっ、呼吸したくねーのに!わははは。トイレで笑わすな!駐在!」
そうです。この日から麻生くんのあだ名は「チャーリー」になったのでした。
当然本人は不満たらたら。屈辱のあだ名です。
「な、なぐさめになってねーよっ!ていうか、なぐさめんな!馬鹿駐在!」
チャーリーくん。もっともなご立腹でした。
駐在さんは、別にチン○の大きさを自慢しにきたわけではありませんでした。そんな警察官いたら困ります。
駐在さんは、駐在所からゴム手を持って来ていたのです。
「なにもお前らだけにやらせるとは言わん。俺も手伝うぞ」。
「え!」
と、感動するかと思いきや
「じゃぁ・・・駐在さん。男便所お願いしま〜す。僕たち女子便所行くんで〜」。
と、逃げようとする僕たちを
「待て待て」。
ゴム手で捕まえる駐在さん。
「うっ!うわーーーーー!駐在!ゴ、ゴム手ゴム手!く、口に当たってる!口に!」
あえなく御用。


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6章-第3話へつづく







止まんない!5章とは別な意味で。
もう許してください。
相変わらず駐在さんとのやり取りが面白い!
なんて言うか、挙げ足取りがうまいですね。笑
麻生くんバッチリ覚えましたw
あ、あげあしとり〜?
ひ、ひとぎきの悪い・・・。
すいませんねー。婦女子には読みにくい内容でございまして。
毎度のことですけどね。
この章では、チャーリーくん、キーマンです。
あー。すいませんねー。
コメント返すの逆になっちゃって。
けっして はる21号さんが女子高生だからじゃないですよ。
いくらBlackyさんが1年すべった大学生だからって、そんなことはねぇ。ありませんってば。
でもかわいいんだこれが。
え?いえいえ。浪人した男だからって冷たく扱ってるわけじゃないですよ。
けしてそんな・・・。
やっぱおもしろいわ〜。これ。
6章でもパワー落ちてない....
なんでこんなにたくさん書けるか不思議。飽きさせないし。すごいですね。くろわっさん。
これって駐在さんのセリフというより、くろわっさんが若かりし頃の自分たちに向けたセリフですよね。
えっ、僕ですか?品行方正な高校生でしたので、イマイチ彼らの暴走には付き合いきれてませんが、笑わせてもらってますよ!
いやいや。ママチャリは品行方正でしょう。この話の中でも。
だって「不都合なこと書いてない」ですもん。
ね〜。まったく男子高校生ってやつは・・・。
チャップリンの話は、わからない「男」、世にいないと確信いたしております。
ぜっったい。
え?僕ですか?えっと〜。修学旅行で判明しました。その地位というか・・・比較対象というか・・・。あまり芳しい結果ではなかったんですが・・・。
まぁ。5章からひっぱるとたいへんなんですけどね。構成上は。
でも、中にちょっとだけいい話はいります。
はい。飽きさせません。
麻生くんの悲劇的なニックネームは、本当にヒドイよ〜!と思います。はい。
男性にとっては大事なシンボルですから、大きさを指摘されただけで、機能しなくなったりするらしいですからね。まあ、女性から言われた場合に特化されるみたいですが。
でも、ちょっぴり笑ってしまったのでした。
ごめんね。麻生くん
ダイジョーブ!俺もチャップリンだったけど、23のとき自然に脱帽したから。とりあえず、今なら駐在は処分されますね。無思慮に市民に暴言吐いたわけですから。