ぼくたちと駐在さんの700日戦争

 

  
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14章-第30話へギャラリーへ
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<携帯で後半が読めない、というかたのために後半部分を移したものです>



よほど気の毒に思ったのか、エンジェルのルミちゃん。
「無理しないでいっしょに食べればいいのに~~~」。

「いや。大丈夫だよ」。

 約束は約束だからな。

僕は話題を変えました。
「それよりさ。1年に柳っているだろ?」

「いますよ~~~。私のクラスです。1学期の委員長でした」。
と、ルミちゃん。
「夕子ちゃんも一緒ですよ?井上先輩の妹さんの」。
「そうそう。あの2人で、クラスの平均点上げちゃってんの」。

夕子ちゃんも、か。
これは案外、楽に情報が入りそうです。

「チエは中学一緒だよね?」
「うん」。
「柳くんがどうかしたんですか?」

「いや。ちょっと。こないだ会ったんで」。

「あ!先輩、将棋の勝負申し込むならやめたほうがいいですよ?」
「そうそう。柳くんめっちゃ強いから」。

「将棋?」

「うん。ものすっごく強いみたいですよ。先生もかなわないの」。
「プロ棋士めざしたこともあるんだよね?」
「そうそう。受験もしたことあるって言ってた」。

「受験?プロ棋士の?」

<プロ棋士養成機関の受験=プロの棋士になるためには、日本将棋連盟の主催するプロ棋士養成機関「奨励会」を受験して合格しなくてはならない。15歳以下では6級以上の実力が必要で、さらに現役プロ棋士の推薦がないと受験できない>

「ふうん・・・将棋・・・ねぇ」。

「あ、でも、先輩も将棋つよそ~~~」。
「一度勝負見て見たいねーーー」。
「ねーーーー」。

「はは。僕よりは井上のほうが強いよ」。

その井上くんは、とうとうその日、練習には現れませんでした。


しかし、僕が部屋の鍵を返して、外に出ると、そこに

「あれ?井上か?どこ行ってたんだ?」

「ああ。駐在所だ」。
ぶっきらぼうに答えるグレート井上くん。

「駐在さんとこ?今までずっと?なんだってまた・・・」。

僕が全部言い終える前に
「お前。なんで黙ってた?」

「え?なにを?」

「美奈子さんのことだ!」

「美奈子・・・さん?ああ・・・あれは・・・」
言い訳しようとする僕に向かって
グレート井上くん
「夕子から聴いてたんだ。お前が美奈子さんとつきあってる噂があるって」。

「夕子ちゃんから・・・?いや。あんなデマな噂をいちいち・・・」

ん?なんで夕子ちゃん?

「噂がデマかどうかなんてどうでもいい。なんで僕に黙ってた!?」

「え・・・・?」

「今日、駐在所で確認してきた。噂が本当に流れてるかどうか」。

それで駐在所に・・・。なるほど・・・。
おそらく奥さんに会って来たのでしょう。

「だからあんな噂さぁ。どうでもいいだろ?」

するとグレート井上くん。
「僕が言ってるのは、どうして僕に黙ってたかだ!答えろ!」

井上・・・・?

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